加水率100%のバケット
加水100のパンを焼きました。
粉100gに対して、お水が100ml 入る、という意味です。
最初から加水100のパンを焼くつもりではなかったのです。
スケールの数字を見て「うちのオーブンで加水率100のパン、焼けるかな。焼いたらどうなるかな」
と思ったのがきっかけです。
普段の加水率は80%〜で、多くても85%で焼いています。
水回しは普段通りでしたが、パンチがやっぱり難しかった。
長時間発酵後の復温も普段通りに行うと、生地がベチャベチャになりそうだなと思って、
少し早めに作業を進めましたが、それでもやっぱり柔らかい。
オーブンも常に最高温度で焼きました。
これが焼き上がりのバケットの断面です。
実は焼き上がりから一日経ったバケットですが、中の生地はしっとり。
気泡が上に伸びてくれたらな、と思いますが、ここはパンチが甘かったのだろうなと思います。
問題の味ですが、ちょっと薄い・・・。加水増やした分、味が薄まりましたね。
勉強になりました。