パンは手ごねがいいのか?

パンは手ごねがいいのか?

生徒さんから

「パンはやっぱり手ごねがいいですよね??」

という質問を受けることがあります。

このような質問を受けたとき、私は

「手ごねにするか、機械でこねるかは、パンによって変える」

とお答えしています。

どんなパンなら機械を使うのか?

それは菓子パン、お惣菜パンのようなフワフワしたパンや、

食パンのような重量が大きいパンを焼きたいとき。

特に食パンは機械で捏ねます。

手ごね、いいですよね。手作り感もあるし、愛情をこめられる気がします。

とはいえ、時間はかかるし、手首を痛めることもあります。

私も手首を痛めました。

家族のために、食パンを何回も焼いてたんですよね。
食パンって何にでも使える万能選手なので、家庭での消費も激しくて。

その結果、手首を痛め、整形外科へ・・・。

手首を休ませるように言われました。

これをきっかけに、大好きなパン作りなのに、捏ねるのが苦痛でパン作りを楽しめないなら、

もう機械に頼ろうと思いました。

ただし、バケットやカンパーニュ、そのほかのハードパンを作りたいとき。

この種のパンは手ごねにします。

と、いっても、ほとんど捏ねず、パンチで繋ぐ手法になります。

この辺りは、お通いの生徒さんには詳しくお話しいたします。

つまり、ご自宅で菓子パン、惣菜パン、食パンをはじめとする

生地量の多いパンを作る場合には、機械の使用をオススメ致します。

時間の短縮にもなるし、それでいて仕上がりもいい。

「パン作りが好きだし、たくさん作るかも」

と思われる方には一度、試してみてほしいです。

パン作りがグンと、生活の一部として取り入れやすくなりますよ。