2023年2月21日
パンは手ごねがいいのか?

生徒さんから
「パンはやっぱり手ごねがいいですよね??」
という質問を受けることがあります。
このような質問を受けたとき、私は
「手ごねにするか、機械でこねるかは、パンによって変える」
とお答えしています。
どんなパンなら機械を使うのか?
それは菓子パン、お惣菜パンのようなフワフワしたパンや、
食パンのような重量が大きいパンを焼きたいとき。
特に食パンは機械で捏ねます。
手ごね、いいですよね。手作り感もあるし、愛情をこめられる気がします。
とはいえ、時間はかかるし、手首を痛めることもあります。
私も手首を痛めました。
家族のために、食パンを何回も焼いてたんですよね。
食パンって何にでも使える万能選手なので、家庭での消費も激しくて。
その結果、手首を痛め、整形外科へ・・・。
手首を休ませるように言われました。
これをきっかけに、大好きなパン作りなのに、捏ねるのが苦痛でパン作りを楽しめないなら、
もう機械に頼ろうと思いました。
ただし、バケットやカンパーニュ、そのほかのハードパンを作りたいとき。
この種のパンは手ごねにします。
と、いっても、ほとんど捏ねず、パンチで繋ぐ手法になります。
この辺りは、お通いの生徒さんには詳しくお話しいたします。
つまり、ご自宅で菓子パン、惣菜パン、食パンをはじめとする
生地量の多いパンを作る場合には、機械の使用をオススメ致します。
時間の短縮にもなるし、それでいて仕上がりもいい。
「パン作りが好きだし、たくさん作るかも」
と思われる方には一度、試してみてほしいです。
パン作りがグンと、生活の一部として取り入れやすくなりますよ。